人工芝比較!ホームセンターと専門店の人工芝を徹底比較!
ホームセンターの人工芝が人気な理由
近年のdiyブームや、天然の芝生と比較してお手入れの手軽さからお庭やベランダなど屋内・屋外問わず人気の人工芝。
安い人工芝から最高品質の高価な人工芝まで身近なホームセンターや通販で手に入るようになりました。
特にホームセンターでは、ロールタイプやマットタイプなど種類も豊富に販売され、施工に必要な固定ピンや雑草対策に必要な防草シートもdiyコーナーに人工芝と一緒に並んでいます。
ホームセンターを比較しても特にカインズの人気が口コミでも高く、人気ランキングにも上位にランクインしています。
なぜホームセンターの人工芝が人気なのでしょうか?
ホームセンターが人気な理由、ズバリそれは!!
とにかく安いこと!
ホームセンターは、手軽に簡単にdiyできる人工芝を多くのお客様に販売することを目的としているため、安くてお手頃なロールタイプの人工芝をメインに販売しています。
つまり、専門の施工業者向けの人工芝ではなく、個人のお客様が簡単にお庭をdiyできるような人工芝が安く購入できることが人気の理由なんです。
そして、diyしたい!と思い立った時にホームセンターに行けば実物があり触って確かめることができます。これだ!と思えば購入して即日手に入ります。好きな長さにカットしてくれるサービスもあるようです。
また、ロールタイプの人工芝を持ち帰るのが大変であれば、ホームセンターで実物を見て比較してからオンラインで購入し配達してもらうという方法もあります。
しかし、ホームセンターの人工芝は人気がある反面「専門店と比較してどうなの?」「専門店とどちらがおすすめ?」という問合せもいただきます。
ここではその疑問にお答えするために、ホームセンターと専門店の人工芝の違いを徹底比較します。
価格の比較だけではなく、見た目の比較はもちろん、材質や機能も比較します。
ホームセンターの人工芝を検討されている方や人工芝をどこで買おうか迷われている方、既にいくつか比較されている方も自分に合った人工芝を選ぶ参考になれば幸いです。
ホームセンターと専門店を徹底比較!是非ご覧ください。
安いだけじゃない、ホームセンターの人工芝
価格が安いだけじゃないホームセンターの人工芝。特に口コミでも人気がありランキング上位のカインズは、比較的良質な人工芝を販売していることで知られています。
例えば、芝(葉)の形。
ホームセンターの一般的な人工芝の芝の形は「平型」です。平型だと芝がつぶれやすく一度つぶれてしまうと起きにくい性質がありますが、カインズの人工芝は「V型」。
V型はチクチクするといったデメリットもありますが、耐久性や起伏性を比較すると芝がつぶれにくく平型よりもV型の方がおすすめです。カインズの評判の良さが分かりますね。
しかし!!
良質な人工芝はホームセンターでもほんの一部。ここからは、ホームセンターの一般的な人工芝のお話しです。
ホームセンターの安い人工芝は、安く販売できる理由があるんです。
安く販売できる = コストが安い = 原材料費が安い
そういうことになります。
もちろん安い理由には企業努力もありますが、一番の理由は原材料費を安く抑えているから販売価格を安くできる、ということです。
原材料費が安いホームセンターの人工芝の特徴を具体的にご説明します。
- 芝の量は少なめ
- 芝の材質はナイロン
- 芝の形は平型
- 芝にUV加工がされていない
- 芝の光沢を抑える加工やツヤ消しがされていない
- 色味や縮れなどリアルさを出すための芝の種類が少ない
- 人工芝の基盤となるゴムの部分が薄い
- 人工芝裏のコーティングがされていない
- 抗菌や静電気防止機能がない
- 防炎性能がない
大前提として、だから悪いと言っているわけではありません。だから安く作ることができ、結果、お客様にも安く販売できるのです。安さの理由を知らずに選んでしまうと後々後悔することになります。
「少しでも安く購入したい」「とりあえず試したい」「お庭や屋外に1年くらい敷ければいい」「駐車場の目地に使いたい」そういう理由には魅力的でおすすめの人工芝です。
専門店の特徴と比較
では、ホームセンターと専門店の人工芝を比較するとどうなのか?気になるところです。
専門店の人工芝の特徴をご説明します。
- 芝の量は多い
- 芝の材質はポリエチレンやポリエステル
- 芝の形はV型やC型
- 芝にUV加工がされている
- 芝の光沢を抑える加工やツヤ消しがされている
- 色味や縮れなどリアルさを出すために数種類の芝を使用している
- 人工芝の基盤となるゴムの素材はウレタン
- 人工芝裏のコーティングがされている
- 抗菌や静電気防止機能がある
- 防炎性能がある
ホームセンターと比較しながら、その特徴が何に影響しているのか見ていきましょう。
ホームセンター | 専門店 | |
少ない |
芝の量 影響があるのは…クッション性・耐久性 |
多い |
ナイロン |
芝の材質 影響があるのは…耐久性 |
ポリエチレン ポリエステル |
平型 |
芝の形 影響があるのは…耐久性・起伏性 |
C型、V型 |
なし |
芝のUV加工 影響があるのは…耐久性 |
あり |
なし |
芝のつや消し 影響があるのは…天然の芝生のようなリアルさ |
あり |
少ない |
芝の種類 影響があるのは…天然の芝生のようなリアルさ |
数種類使用 |
ラテックス |
基盤の材質 影響があるのは…耐久性 |
ウレタンで丈夫 |
なし |
抗菌、静電気、防炎などの機能 影響があるのは…耐久性・安心性 |
あり |
人工芝専門店の全てが上記の特徴という訳ではありませんが、少なくとも当店のロールタイプ人工芝「ふわふわターフ」30mmと40mmは上記の特徴を満たしています。
また、芝が細くてふわふわな触り心地も特徴です。芝が粗いとチクチクした触り心地になってしまいます。当店の人工芝は、耐久性やリアルさはもちろん、触り心地も追及したおすすめの人工芝です。
結果発表!比較の答えは?
比較の結果、ホームセンターと専門店の一番の違いは耐久性です。
耐久性は耐用年数に大きく関係します。安さが特徴のホームセンターの人工芝は、屋外に敷いて約1年半から2年と言われます。
それと比較すると専門店の人工芝は、約5年から8年と言われます。
もちろん人工芝が敷いてあるお庭の環境やお手入れにもよりますが、材質の違いが耐久性の違いになります。
何度も言いますが、ホームセンターの人工芝が悪いと言っているのでありません。どちらが勝ち負けではなく、どちらがおすすめというわけでもありません。どちらがご自身の環境や目的に合っているかです。
屋外に敷くのか家の中に敷くのか、できるだけ長くか期間限定なのか。そして、価格なのか耐久性なのか見た目なのか、人工芝に何を期待するかを考えるとどちらが自分に必要な人工芝か答えが出るのではないでしょうか。
ホームセンターの人工芝だって決して安い買い物ではありません。お庭に人工芝をdiyするには安い人工芝だってそれなりに費用はかかります。
高価な買い物だからじっくり考えて購入していただきたい。そして、購入前に是非サンプルを手にとって比較してみてください。
見た目や触り心地はもちろんですが、裏に返して基盤の丈夫さやにおいなども比較してみるのもおすすめです。
もちろん!当店のサンプルも比較してくださいね。