リアル人工芝ってそもそも何?人工芝専門店が徹底解説
今やリアルな見た目はリアル人工芝の大前提!?
diyの流行で2021年現在も大人気のリアル人工芝。
庭やベランダ・屋上など、例え日当たりの悪い場所でも簡単に景観を良くすることができる資材。
さらにリアル人工芝の下に防草シートを合わせて使用することで見た目良く雑草対策することも可能。
検索をかければカインズ、コメリ、アイリスオーヤマなどのホームセンター商品から楽天やamazon。
あとは当店のような専門店、メーカーなど様々なおすすめのランキングが出てきます。
リアル人工芝は今や本物の芝生のようなリアルな見た目は大前提。
どのリアル人工芝も評価が高く選択も大変です。
この記事を読めば、
- リアル人工芝の基礎知識
- あなたに合った人工芝
が分かります。
リアル人工芝のリアルな見た目の秘密
リアル人工芝と従来の人工芝とでは何が違うのか。なぜリアルな見た目を再現することができているのか。
その秘密はリアル人工芝のパイルにあります。パイルとは、リアル人工芝の芝のことです。
リアル人工芝のパイルは何種類かの色を混ぜて作られています。
当店のリアル人工芝ふわふわターフでは、
グリーン・ナチュラルグリーン・フレッシュグリーンと緑だけで三色。
さらにベージュを一色混ぜ、枯芝まで再現。
最後に艶消しの加工をして、芝生と比較しても見劣りしないリアルさを再現しています。
また、リアル人工芝のパイルへのこだわりは色だけではありません。
まっすぐなパイル(ストレートパイル)と縮れたパイル(カーリングパイル)で更にリアルな見た目にしています。
これらのパイルへの配色やこだわりが、庭やベランダへのdiyをより自然なものにしています。
実は「機能性」も重視されている
リアル人工芝はどこまでも芝生のようなリアルな見た目にこだわっていることがわかりましたが、実は同じくらい機能性も重視されています。
リアル人工芝のデメリットとして挙げられる、
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- パイルの色褪せ劣化
- ジョイント(つなぎ目)部分が目立つ
- 水はけが悪くてカビが生える
- 熱や静電気などプラスチック製品ならではの不安
という点もしっかり改善されています。
リアル人工芝のパイルの色褪せ劣化
庭など屋外に敷いたリアル人工芝が色褪せて劣化する一番の原因は紫外線です。
当店のリアル人工芝はパイルにポリプロピレンとポリエチレンを使用。UV加工も施してあり更に紫外線に強く色褪せを防ぎます。
ポリプロピレンとポリエチレンは特に耐久性の高い素材なので、色褪せが心配な方はこれを使用したリアル人工芝を選ぶのがおすすめです。
リアル人工芝のジョイント部分が目立つ
庭やベランダなどの広い場所にdiyしたときにジョイント部分が悪目立ちしていては台無しです。
通常ジョイント部分の少ないロールタイプのリアル人工芝を施工することである程度の改善はされます。
狭い場所にはマットタイプをパネルのように置く敷き方もおすすめです。
また、当店ではジョイント部分を含めたリアルさにもこだわりました。
リアル人工芝の基盤に耳が付いている人工芝があります。
それを予めカットして販売しているため並べて敷いてもジョイント部分が目立たず、初めてでも綺麗な庭にdiyできます。
さらに裏面はポリウレタンコーティングで丈夫なうえに柔らかく、カッターで簡単にカットできます。
障害物があってもピッタリ沿ってカットできるのでリアルさが段違いです。こういったdiyのしやすさを施工性と言います。
どれだけ見た目の良いリアル人工芝を買っても、施工性が悪ければ上手なdiyはできません。
施工性の良いリアル人工芝を選ぶのもとても重要です。
リアル人工芝の水はけ
リアル人工芝の裏面には、透水穴という水はけ穴が空いています。
この穴が水分や湿気を逃がすので、カビを予防でき衛生面も安心。抗菌機能もついて綺麗が続きます。
※水はけを改善するものではないので非常に水はけの悪い場所には下地への対策が必要になります。
さらに当店のリアル人工芝は裏面をポリウレタンでコーティングしているので耐久性・耐水性には自信があります。
これがパイル抜けも予防してくれるので長持ちします。
リアル人工芝の火や静電気への対策
リアル人工芝は天然の芝生と違い、火気厳禁です。
リアル人工芝の上に煙草やBBQの火が落ちると溶けてしまいますが、当店は燃え広がらないように難燃性のある素材を使用。
芝丈30mm・40mmは防炎試験に合格しているリアル人工芝です。
また、プラスチック製品特有の静電気への対策として、導電性パイルという静電気抑制機能を持ったパイルを織り交ぜているため安心して使用できます。
このように、デメリットとされていた点を改善し利便性が高くなったリアル人工芝。
天然芝生の価格と比べても長い目で見れば手入れ・管理の費用や手間の面でお得です。
ダイソーなど最安値の商品には全て備わっているわけではありませんので、購入の際はよく調べてからにしましょう。
一つの目安としてfifa認定の工場で作られたものだと安心です。
おすすめのパイルについて
リアル人工芝のパイルには色んな長さ、形があります。
当店での取り扱いは芝丈20mm・30mm・40mm。
パイルの形はC型です。
※C型パイルは倒れにくく起きやすいのでおすすめです。それに加えてカーリングパイルが密度を高め更に倒れにくくなっています。
しかし20mm以下の短い丈ならそもそもが倒れづらいので平型でも大丈夫です。
店舗によっては35mmなど細かい種類を取り扱っていることもあります。
パイル丈ごとにそれぞれの良さがあり、一概におすすめは決められません。
用途に合わせて選ぶのが一番です。
20mm以下のリアル人工芝用途例
さっぱりした短めの20mm以下の芝丈には簡易パターゴルフ練習場などがおすすめです。
20mm以下ならボールが引っかからず芝が倒れても気になりません。しかし、20mm以下はクッション性が低いので本格的な運動はとくに不向きです。
本格的な運動には景観用人工芝ではなく競技用人工芝を使いましょう。
30mmのリアル人工芝用途例
30mmはクッション性と見た目のバランスが良いパイル丈です。
お子様やペットが庭を駆けても足腰の負担が軽減されるので特に庭におすすめです。
40mmのリアル人工芝用途例
高級感のある40mmは庭へはもちろん、室内やベランダに使用して贅沢に過ごすのもおすすめ。
価格はどうしても高くなりますので、迷ったらサンプル請求をして実際に触って選んでください。
ロールのサイズとしては、当店での取り扱いは 1m幅×3m・5m・7m・10m。10mロールが一番人気です。
店舗によっては大きめの2m×10mロールの取り扱いもありますが、2m幅になると重くジョイントの調整がしづらいなど施工性が少し悪くなってしまいます。
diyには施工性の良い1m幅がおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
リアル人工芝の基礎知識、おすすめのパイルや機能性について解説いたしました。
ポイントをまとめます。
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- リアル人工芝はリアルなのは大前提。機能性も加味して選ぶ。
- 加味するべき機能性は、耐久性・透水性・施工性に加え、難燃性・抗菌機能・静電気抑制機能もあると良い。
- パイルには耐久性の強いポリエチレンが使われているのがさらにおすすめ。
- パイル丈は用途に合わせて選ぶ。
- 30mm以上のパイル丈ならパイルの形はC型がおすすめ。
以上を満たすリアル人工芝を選んで、満足のいくdiyが叶うことを祈っています。