人工芝のおすすめを徹底解説!タイプ、芝丈、色、素材、機能性をご紹介
庭のガーデニングやベランダのdiyにおすすめのリアル人工芝。
初心者の方でも簡単にdiyできることや、天然の芝生と違って場所を選ばずdiyできることがおすすめの理由です。
そんなリアル人工芝をホームセンターや通販でよく目にしますが、価格は安いものから高いものまで様々。
種類も多く何を比較して選んでいいのか悩みますよね。
当店も人工芝のおすすめをお客様から質問されることがあります。
どの人工芝もおすすめですが、実は、人工芝をdiyする場所や使い方によっておすすめが変わります。
つまり、おすすめの人工芝はお客様毎に違うのです。
そこで、今回ご紹介するのは、口コミの人気順におすすめをランキングでご紹介するのではなく、人工芝のタイプや芝丈、色別に比較しながらおすすめの人工芝をご紹介します。
人工芝選びに迷っている方がご自身にぴったりな人工芝を見付けられると幸いです。是非ご覧ください。
目次
人工芝のおすすめはdiyする場所で決まる
まず初めに人工芝のタイプをご説明します。
この2つの人工芝、どちらがおすすめかは人工芝をdiyする場所で決まります。 |
まず初めに人工芝のタイプをご説明します。
人工芝のタイプは主に2つです。
- ジョイントタイプの人工芝(マットタイプ)
- ロールタイプの人工芝>
この2つの人工芝、どちらがおすすめかは人工芝をdiyする場所で決まります。
ベランダの一部など狭い場所のdiyにおすすめの人工芝
ベランダやバルコニーの一部など、狭い場所のdiyにはジョイントタイプの人工芝がおすすめです。
なぜなら、ジョイント人工芝は1枚が小さいマットタイプのため狭い場所の施工に便利だからです。
また、人工芝1枚の重さが軽いため、1人で簡単にdiyできたり貼り替えたりと、その手軽さも人気です。
その他、水はけの悪いベランダやバルコニーにもジョイント人工芝がおすすめです。
それは、人工芝の下地に付いているパネルがベランダと人工芝との間に高さを作ることで密着を防止できるからです。
その一方で、ジョイント人工芝は継ぎ目が多くリアルさに欠けるデメリットがあります。
さらに、ジョイント人工芝はカッターやハサミでカットできないため、形やサイズを調整しながら施工することができません。
庭など広い場所のdiyにおすすめの人工芝
庭や屋上など広い場所のdiyにはロール人工芝がおすすめです。
なぜなら、ロール人工芝は広い庭を一度に施工できるため、天然芝のようなリアルな庭が実現できるからです。
また、ロール人工芝はカッターで簡単にカットできるため、diy初心者でも庭やベランダに合わせて綺麗に施工ができます。
そして、庭など下地が土の施工には人工芝用ピンで固定し、屋上など下地がコンクリートの施工には接着剤や両面テープを使用し、下地と人工芝とをしっかり固定することができます。
その一方で、ロールの長さが長くなればなるほど重さが増え、2m×10mともなると重たくて1人では施工性が悪く2人以上での施工がおすすめです。
芝の長さで比較するおすすめは?
次に芝の長さ(芝丈)のおすすめです。
庭に人気にある天然芝の芝丈は20mm~30mm。
お好みで35mm以上で管理されている方もいらっしゃいます。
このように、天然の芝生は好みや芝刈りによって芝の長さを変えられますが、人工芝はそうはいきません。
人工芝は一度決めた芝丈がずっと続くということです。
では、人工芝の芝丈、おすすめの長さは何mmでしょうか?
それは、人工芝で何をしたいか用途や目的によって変わります。
芝丈20mm以下の人工芝
芝丈20mm以下のショートパイルと言われる毛足の短い人工芝はパターゴルフにおすすめです。
なぜなら、短い芝はゴルフボールが引っかかりにくいからです。 |
芝丈20mm以下のショートパイルと言われる毛足の短い人工芝はパターゴルフにおすすめです。
なぜなら、短い芝はゴルフボールが引っかかりにくいからです。
さらに、短い芝は芝の倒れが気になりにくく、ブラッシングなど手入れが楽になります。
その一方で、芝の短さはクッション性に影響します。
リフティングや子供のボール遊びには問題ありませんが、スパイクを履いたサッカーやフットサルには不向きです。
サッカーなど本格的なスポーツにはクッション性を高めるために充填剤で厚みを出した競技用人工芝がおすすめです。
つまり、クッション性を必要とせず、庭やベランダの景観に手軽に人工芝を取り入れたい方はコスパの面でも芝丈20mmのリアル人工芝がおすすめです。
芝丈30mm、35mmの人工芝
芝丈が30mmや35mmの人工芝はリアルさとクッション性のバランスが良い人工芝です。
ショートパイルよりも弾力性があり、犬やペットの足腰にかかる負担も軽減できるのでドッグランにも人気です。 |
芝丈が30mmや35mmの人工芝はリアルさとクッション性のバランスが良い人工芝です。
ショートパイルよりも弾力性があり、犬やペットの足腰にかかる負担も軽減できるのでドッグランにも人気です。
庭やベランダはもちろん、室内の子供部屋にもおすすめの芝丈です。
芝丈40mm以上の人工芝
芝丈40mm以上の毛足の長い人工芝はクッション性が高く、天然芝では味わえない人工芝ならではの高級感があります。 しかし、芝丈が長いことで芝の倒れや掃除など管理が必要になることがあります。 |
芝丈40mm以上の毛足の長い人工芝はクッション性が高く、天然芝では味わえない人工芝ならではの高級感があります。
庭のdiyはもちろん、ふかふかなカーペットとして室内やベランダに使用するのもおすすめです。
しかし、芝丈が長いことで芝の倒れや掃除など管理が必要になることがあります。
特に室内の食べこぼしは水で洗い流すことができないため、汚れが気になる場合は中性洗剤を使用し、最後は水拭きで仕上げます。
以上が芝の長さで比較する人工芝のおすすめです。
なお、人工芝の価格は芝丈が長くなるほど高くなります。
それは芝の密度にもよりますが、パイルに使用する材料が多くなるからです。
そのため、価格も含め総合的にバランスがとれた30mmや35mmが比較的買いやすく人気の芝丈です。
もし、芝丈に迷う時は実際に触って比較してください。
ホームセンターでは実物を触ることができますし、楽天などに出店している通販の各メーカーもサンプルを用意しています。
当店でも芝丈20mm、30mm、40mmのの人工芝サンプルをご用意していますので、是非お申込みください。
リアルさに直結!芝色のおすすめは?
次は、人工芝の色「芝色」のおすすめです。
芝色は、見た目のリアルさや使用する場所の印象を決める重要な役割があります。
庭や屋上など屋外にdiyする場合
庭や屋上など屋外におすすめの色は、茶色混じりの自然な見た目のリアル人工芝です。
芝の色に茶色を使うことでよりリアルさを追求し、その見た目は庭の植木や植栽との違和感が少なく、庭や屋外におすすめです。 |
庭や屋上など屋外におすすめの色は、茶色混じりの自然な見た目のリアル人工芝です。
芝の色に茶色を使うことでよりリアルさを追求し、その見た目は庭の植木や植栽との違和感が少なく、庭や屋外におすすめです。
イベントや展示に使用
イベントや展示会、お店のインテリアにおすすめの色は、緑の濃淡の人工芝です。
何色かの緑を使うことでリアルさの中にも元気な印象を与えます。 |
イベントや展示会、お店のインテリアにおすすめの色は、緑の濃淡の人工芝です。
何色かの緑を使うことでリアルさの中にも元気な印象を与えます。
人が集まるイベント、商品やディスプレイが引き立つ展示会やインテリアにおすすめの色です。
個性派におすすめの色
個性派におすすめの色は、カラフルな人工芝です。
人工芝の色は緑に限らず、グレーやブラウンの落ち着いた芝色からピンクやイエローなど明るい芝色の人工芝があります。 |
個性派におすすめの色は、カラフルな人工芝です。
人工芝の色は緑に限らず、グレーやブラウンの落ち着いた芝色からピンクやイエローなど明るい芝色の人工芝があります。
このような個性のある人工芝は全面に施工するより、庭のアクセントに取り入れることが多く、天然芝のリアルさを追求したリアル人工芝とは別物です。
オリジナルな庭づくりにはカラフル人工芝がおすすめです。
耐久性には素材が重要
次に人工芝の素材についておすすめをご説明します。
人工芝の素材は人工芝の耐久性に大きく関わります。
特に、庭や屋上など屋外の施工には高耐久の人工芝がおすすめです。
では、どのような素材が高耐久なのでしょうか。
パイル(芝)の素材
紫外線の影響を一番受ける人工芝のパイルには、高耐久の素材が必須です。
パイルに使用されるの主な素材はポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロンですが、おすすめはポリエチレンやポリプロピレンを使用した人工芝です。 ポリエチレンやポリプロピレンは耐久性、耐水性、耐摩擦性に優れているので屋外の施工におすすめです。良い素材を使った人工芝の価格は高くなりますが、2、3年で寿命がくる人工芝とは違います。 |
紫外線の影響を一番受ける人工芝のパイルには、高耐久の素材が必須です。
パイルに使用されるの主な素材はポリエチレン・ポリプロピレン・ナイロンですが、おすすめはポリエチレンやポリプロピレンを使用した人工芝です。
ポリエチレンやポリプロピレンは耐久性、耐水性、耐摩擦性に優れているので屋外の施工におすすめです。
良い素材を使った人工芝の価格は高くなりますが、2、3年で寿命がくる人工芝とは違います。
ナイロンは紫外線だけでなく水分にも弱いため、屋外の施工よりも室内に向いています。
裏面の素材
実は、人工芝の裏面はパイルと同じくらい重要です。
しかし、合成ゴムの人工芝は経過とともに劣化が進み、ひび割れや縮みが出てきます。 |
実は、人工芝の裏面はパイルと同じくらい重要です。
使用される素材は主に合成ゴム(SBR)かポリウレタンですが、ホームセンターなど安い人工芝の多くは合成ゴムが使われています。
しかし、合成ゴムの人工芝は経過とともに劣化が進み、ひび割れや縮みが出てきます。
それに比べポリウレタンは寒暖の差にも強く、さらに水分(雨水やペットの尿など)を吸収しにくい性質があります。
合成ゴムの人工芝と比較すると価格は高くなりますが、屋外の施工には対候性・耐水性に優れているポリウレタン素材の人工芝がおすすめです。
その他の素材には、裏面に防草シートが付いている人工芝があります。
庭の雑草対策に防草シート付きの人工芝は有効ですが、それでは人工芝の継ぎ目から雑草が生えてきてしまいます。
そのため雑草対策におすすめするのは、人工芝を施工する前に、まずは防草シートを貼ることです。
そして防草シートの継ぎ目にはシートを10cmほど重ねることで雑草を抑えることができます。
人工芝におすすめの機能性
最後にご説明するのは、人工芝の機能性です。
機能性のおすすめは、人工芝を使う家族やペットが安心できることです。
具体的な機能をご紹介します。
水はけのよい人工芝 | 水はけが悪い人工芝はカビが生えて不衛生になることがあります。水が通る穴が等間隔に空いている人工芝がおすすめです。 |
抗菌加工 | 子供やペットがいるご家庭には菌の発生を下げる抗菌加工の人工芝がおすすめです。 |
防カビ加工 | 水はけが心配な場所には、カビの発生を下げる防カビ加工の人工芝がおすすめです。 |
UV加工 | 庭や屋上には紫外線によるパイルの色褪せや色抜けがしにくいUV加工の人工芝がおすすめです。 |
静電気抑制機能 | 帯電防止のために導電性パイルを織り込んだ人工芝がおすすめです。 |
防炎機能 | 特に室内使用の場合、日本防炎協会認定の防炎機能付き人工芝がおすすめです。 |
機能が多い人工芝ほど価格は高くなりますので、どの機能に安心・安全性を感じるのか、ご自身が優先する機能を選んでくださいね。
また、機能性は芝色や芝丈と違い見た目や触り心地で比較できるものではありません。
もし気になることがあれば人工芝メーカーや販売業者に問い合わせすることがおすすめです。
さいごに
人工芝のおすすめをご説明しましたが、もし人工芝選びに迷う時は、以下の点で比較してみてくださいね。
- 施工場所に影響する人工芝のタイプ
- 用途に影響する人工芝の芝丈
- 天然の芝生のようなリアルさに影響する芝色
- パイルはポリエチレンにポリプロピレン、裏面はポリウレタンで高耐性
- 耐久性に影響する人工芝の素材
- 安心・安全性に影響する人工芝の機能
そして、当店のリアル人工芝ふわふわターフは、
- ロールタイプで大きなサイズは2m×10m
- 芝丈は20mm、30mm、40mmの3種類
- パイルの素材はポリエチレンとポリプロピレンで高耐久
- 裏の素材はポリウレタンで高耐久
- 透水穴も10cm間隔で開き、水はけもOK
- 抗菌、静電気抑制、防炎機能付きで安心※防炎商品は芝丈30mmと40mm
是非、他の通販メーカーや販売店の人工芝と比較してみてください。
そして実際にdiyした方の口コミやレビューも参考にされてみてはいかがでしょうか。