砂利の上に人工芝を敷くことはできる?専門店が知っている本当のこと
お庭はプールやバーベキューなど団らんを楽しむにはうってつけの空間。
そこに緑があるだけで雰囲気が和らぎますね。
砂利敷きのお庭があるお宅では「砂利の上に人工芝を敷きたい」と思われることも多いようです。
しかし、砂利の上に人工芝を敷くのは少し不安かもしれません。
お考えの通り、砂利を取り除いてから人工芝を敷くとなると、手間と時間がかかることは避けられないからです。
この記事では、砂利の上に人工芝は敷けるのか、また敷く際の注意点やおすすめの敷き方について詳しく説明します。
砂利の上に人工芝は敷けるのか
砂利の上に人工芝を敷くことはできます。
ですが、もし人工芝の施工を業者に依頼するとしたら、業者は高確率で砂利や砕石を取り除いて施工します。
砂利の上に人工芝を敷くことは、メリットよりもデメリットの方が目立つからです。
このデメリットを事前に知ったうえで、砂利と人工芝の組み合わせを決定することが大切です。
砂利を撤去せずに敷くデメリット
砂利といっても、大きさや形に種類があります。
まず、人工芝を敷けると判断する目安は、粒の大きさが30mm程度であることです。
これ以上粒が大きいと、人工芝を敷くデメリットが大きくなる場合があります。
また、30mm以下の砂利であっても同様に考えられるデメリットがあります。
人工芝が安定しない

砂利の上を歩くと、上から力が加わることでどうしても砂利が移動したり沈んだりします。
砂利が動くことで上に敷いた人工芝も動いてしまい、安定しないため、人工芝の上で動き回る場合は安全に気を遣います。
ピンで人工芝を固定することもできますが、ピンが土に到達するまでに砂利の層を挟むため、しっかりと固定できないか、ピンが砂利に当たって曲がってしまい作業に苦労することがあります。
砂利の影響を受ける

砂利はデコボコしていて平坦ではないため、表面にはたくさんの隙間ができています。
人工芝が地面に密着しないことで、隙間に風が入り込んでめくれたり、雨で滑ったりしやすくなります。
また、砂利のデコボコは人工芝の表面にも現れ、仕上がりにゆがみやヨレが出ることがほとんどです。
人工芝から雑草が生える

砂利の間には砂埃がたまるため、雑草の種が落ちると発芽します。
人工芝の多くは水抜きのための透水穴が開いており、人工芝の下で発芽した雑草が透水穴を抜けて人工芝の上に生え出てくることがあります。
穴から出た雑草は日光を浴びて穴よりも大きく成長し、除草作業が大変になります。
それでも砂利の上に人工芝を敷きたい!
砂利の上に人工芝を敷くことはデメリットだけではありません。
砂利は水はけの悪い地面の改良材として使用されることがあります。
粒の小さな砂利は、転圧し平坦にしてから人工芝を敷くことで、ジメジメとは無縁の快適なお庭になります。
粒の大きな砂利は、砂利を取り除いてから人工芝を敷きましょう。
どうしても砂利を取り除くことが難しい場合は、砂利の上に砂や土を盛って平坦にすることで施工できます。
しかし、砂を追加して作業すると地面の高さが上がることになります。
また、砂利や石が入っていると人工芝を固定するピンが曲がりやすくなります。
作業工程や費用も増えるので、砂利を取り除く場合と比較しながら最適な方法を選択してください。
お庭のDIYを始めるために
いかがでしたか?人工芝を敷きたい場所に砂利がある場合は、砂利の大きさで判断できます。
砂利を撤去するのが難しく、人工芝を固定することもできない時は、プールなどを出すタイミングで敷き物代わりとして一時的に楽しむのもいい方法です。
長い目で見たときに、仕上がりやメンテナンス面で後悔しないために。
砂利や天然の芝生をやめて人工芝を常設したい場合は、砂利を撤去し防草シートと人工芝の組み合わせで敷くことをおすすめします。
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