人工芝の掃除とお手入れ方法

人がよく通るの場所の芝は徐々に倒伏します。例えば玄関やエクステリアの人工芝です。

定期的にデッキブラシ（ナイロン毛）でブラッシングをすることで倒れた芝が元に戻ります。

人工芝に落ちたゴミや枯葉はほうきで集めて掃除をします。

芝丈が長い人工芝の奥にゴミやほこりが絡まってしまった場合は、掃除機で軽くなでるように吸い取ると人工芝を傷めずに掃除ができます。
落ち葉はブロア（送風機）で吹き飛ばす方法もあります。

人工芝に砂利や小石が入り込むとクッション性が落ちます。
さらに、水はけ用の穴を詰まらせることもあります。屋外用の掃除機があれば掃除機で吸い込みましょう。

屋外用掃除機がなければデッキブラシやほうきで掃除ができます。
また、玄関マットなど人工芝を固定せずに使用している場合は、高圧洗浄機で洗い流すことも可能です。

お酒やジュースをこぼすと糖分で人工芝がベタ付くため、水で洗い流してください。
その際は水圧を過剰に高くせず、キリもしくはシャワーがおすすめです。高圧洗浄機は下地の土がぬかるむ可能性があります。

室内など水で洗い流すことができない場所は、水を含んだモップやタオルで拭き取ってください。

人工芝の上で油やガソリンの揮発油は厳禁です。
万が一人工芝が汚れた場合は、まず乾いた布で拭き取り、その後、布に中性洗剤を含ませ芝に付いた油を拭き取ってください。

そして、最後に水で洗い流して自然乾燥させてください。

犬、猫、鳥などペットのフンは、固形物を取り除いてから水で洗い流してください。

雑草が人工芝を突き抜ける場合があります。
また、飛んできた雑草の種が人工芝の上に落ちて人工芝に根付くこともあります。
雑草を見付けたら成長する前に抜いてください。

除草の手入れを省くために、人工芝の下には専用の防草シートを貼ることをおすすめします。
また、防根機能もあるので雑草の抜き取りも楽です。

狭い範囲での集中的な過重は人工芝のクッション性が損なわれます。

椅子や折りたたみ机・テントの脚、ピンヒール、スパイクなどの突起物があるものはご注意ください。

人工芝の上で火気の発生する行為(タバコ・花火・焚き火など)は行わないでください。

また、電源ケーブルなど高温を発生する機材を長時間設置すると人工芝の変質の原因になる恐れがあります。断熱材を使用するなどして、人工芝に接触しないようにしてください。

基本的に車の乗り入れはおすすめできません。

ハンドルの切り返しやブレーキ等で芝の葉が折れたり擦り切れたりします。
どうしても乗り入れる場合は養生材を敷いてください。

大量の水を人工芝に排水する場合、急激に排水を行わないでください。
また、一箇所に集中しないように分散させ時間をかけて排水してください。